平成20年 12月 定例会

          平成20年和光市議会12月定例会
                第16日
平成20年12月19日
本日の議事日程
   開議
第1 議事日程の報告
第2 委員長報告及び報告に対する質疑
  (1)総務常任委員会      委員長 山本軍四郎議員
   ◯付託議案第88号、第93号(分割付託)
   ◯付託陳情第7号
  (2)市民建設常任委員会    委員長 阿部かをる議員
   ◯付託議案第89号、第90号、第93号(分割付託)、第97号
  (3)文教厚生常任委員会    委員長 荻野比登美議員
   ◯付託議案第93号(分割付託)、第94号〜第96号
   ◯付託陳情第8号、第9号
第3 議案に対する討論、採決(議案第88号〜第90号、第93号〜第97号)
第4 陳情に対する討論、採決(陳情第7号〜第9号)
第5 意見書案の報告、上程
  (1)意見書案第14号 「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書
  (2)意見書案第15号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書
  (3)意見書案第16号 インターネット画像サービスにおける個人情報の保護に関する意見書
第6 意見書案の提案説明
第7 意見書案に対する質疑、討論、採決
第8 意見書案の報告、上程(追加議事日程)
   ◯ 意見書案第17号 現行の保育所制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を求める意見書
第9 意見書案の提案説明(追加議事日程)
第10 意見書案に対する質疑、討論、採決(追加議事日程)
   閉会
本日の出席議員     22名
   1番   山本軍四郎議員      2番   菅原 満議員
   3番   須貝郁子議員       4番   松本武洋議員
   5番   並木修二議員       6番   齊藤秀雄議員
   7番   堀 文雄議員       8番   柳下長治議員
   9番   熊谷二郎議員      10番   上野君子議員
  11番   井上 航議員      12番   西川政晴議員
  13番   斉藤克己議員      14番   阿部かをる議員
  15番   野口 保議員      16番   栗原次男議員
  17番   吉田けさみ議員     18番   佐久間美代子議員
  19番   荻野比登美議員     20番   山口慶子議員
  21番   村田富士子議員     22番   田中貴和子議員
   欠席議員      0名
職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
  議会事務局長    河本賢一
  議会事務局次長   川畑 嘉
  主任        鈴木幸代
地方自治法第121条の規定による説明のための出席者
  市長        野木 実     教育長       大久保昭男
  企画部長      成田 茂     総務部長      芳野雅廣
  市民環境      冨澤勝広     保健福祉      石川 幹
  部長                 部長
  建設部長      大寺正高     会計管理者     鈴木典男
  水道部長      石田一雄     教育部長      天野憲二
  監査委員      濱田 啓     建設部       荒井 修
  事務局長               審議監
  企画部次長     小澤克利     総務部次長     村山義行
  市民環境部     冨澤 勝     保健福祉部     久保節子
  次長                 次長
  建設部次長     新井芳明     総務課長      石川信夫
  教育委員会     高野靖子     選挙管理委     浪間 昇
  委員長                員会委員長
  代表監査      杉本 武     公平委員会     山崎宏征
  委員                 委員長
  農業委員会     田中重夫
  会長
午前9時30分 開議
  出席議員   22名
  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番
  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番
 17番  18番  19番  20番  21番  22番
  欠席議員    0名
  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)
  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)

開議の宣告

○議長(山口慶子 議員) おはようございます。
 出席議員数が定足数に達していますので、会議は成立しています。
 ただいまから会議を開きます。
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議事日程の報告

○議長(山口慶子 議員) 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり行います。
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総務常任委員会委員長報告

○議長(山口慶子 議員) 付託議案及び陳情について、各委員長から審査結果の報告を願います。
 初めに、山本軍四郎総務常任委員長、報告を願います。
     〔1番(山本軍四郎議員)登壇〕
◆1番(山本軍四郎 議員) おはようございます。
 順次報告いたします。
 本定例会において開会中の総務常任委員会に付託されました案件は、議案第88号、和光市議会議員及び和光市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)の歳入、歳出の総務費、消防費、公債費、諸支出金、各款の給与費、継続費の補正、繰越明許費、債務負担行為の補正、陳情第7号、日本人拉致事件解決のための人権啓発活動の一層の充実を求める陳情について、去る12月10日午前9時より関係理事者の出席を求め、委員会を開催いたしました。その主な審査経過と採決の結果について報告をいたします。
 初めに、議案第88号、和光市議会議員及び和光市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、理事者側の説 明を受け、直ちに質疑に入りました。
 委員より、平成19年度の公職選挙法改正の内容について。
 答弁、条例に規定することによって市長選挙に限って可能とさせる内容の改正です。
 委員より、配布方法とか、いわゆる制約が定められているのか。
 答弁、基本的には新聞折り込み、選挙事務所内、個人演説会の会場内、街頭演説の場所ということです。通行人への散布のような形につきましては認められておりません。
 以上にて質疑終結、討論省略、採決の結果、議案第88号、和光市議会議員及び和光市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、委員会では全会一致をもちまして原案のとおり可決されました。
 次に進みます。
 議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)のうち総務常任委員会に分割付託されました歳入、歳出の総務費、消防費、公債費、諸支出金、各款の給与費、継続費の補正、繰越明許費、債務負担行為の補正を議題とし、理事者側の補足説明を受けて直ちに質疑に入りました。
 委員より、地方道路譲与金税と自動車取得税の減収補てんの臨時交付金算定根拠について。
 答弁、道路特定財源の暫定税率は、延長される際に4月1カ月分が従前の法律に返って、成立がおくれたことによって4月分が従前の税率になった。その分の税率を補うために特別に今年度に限り創設されました。各都道府県に配布される金額に、当市の道路の延長と面積の割合を掛け返して出た数字を要するに減収影響という形で決定されたものです。
 委員より、大和中学校の関係で、今回748万円交付決定が少ない理由について。
 答弁、近年、財政難ということで、本来は実際にかかったお金の補助対象整備資格面積、その部分の2分の1という原則がございます。三位一体の改革の中で補助金が圧縮される中、あくまでも文科省の全体で持っている予算の中で単価を調整するというような制度になっております。
 委員より、後期高齢者の保険料の滞納が和光市でもあると思うが、補てんされるのですか。
 答弁、低所得者のための基本的には7割軽減の補てんということで、県が4分の3、市が4分の1、この分は法定負担ということで保険軽減者の穴埋め分を補完するというものです。滞納者の穴埋めは想定になっておりません。
 委員より、三位一体で減った補助金と、税源移譲でふえた分の比較分析はどういうふうにやっているのか。
 答弁、保育園の関係の運営負担金、児童手当の法的負担金、実際には計算しておりません。税源移譲に関しては、所得税と住民税の取り分をおおよそその形で変えたということで、要するに補償対象ではないので、経済動向によって多い少ないもございます。
 歳入を終結いたします。歳出に入り、初めに、広報広聴費、文書費に入ります。
 委員より、借り上げ料の減額の理由と契約期間について。
 答弁、市ホームページの管理ソフトのリースが平成20年10月に契約満了ということで、新ソフトに入れかえるということで選定をしました。プロポーザル方式でやりましたところ入札差金が出たということ、それから新ホームページの開始が平成20年12月からに変更したために差金が大きく出たということになります。
 次に、文化センター費に入ります。
 委員より、15年前に建設したときに設置した照明器具です。また、今回もし買ってまたつけかえたというふうなことにより、リースと比較したらリースのほうが安く済むことですか。6年のリースとの関係について。
 答弁、一時期に工事をやったほうが額的には安く抑えられます。リースとなるとリース料率がかかりますので、当然同じものを一気に払うほうが安くなります。ただ、6年間の長い目で借りていくと1年当たりの負担が平準化されて安くなるのと、あとメンテナンス1年目は瑕疵担保、その設置したところが持って、その後5年間については指定管理者がやっていくということになっておりますので、6年間でその機材、今回導入した照明器具というのが全く使えなくなるというようなことはないです。6年後のリース終了後は市に帰属する契約になっています。15年間である程度のふぐあいは最後のほうに発生しておりますが使われておりますので、それを考えますと、リース終了後、約9年間ぐらいは市のほうにすれば何の金額も発生しないで指定管理者のほうでメンテナンスをしっかりしていれば継続して使えるという形になると思うので、結果的には市のほうが持ち出すお金が安くなると考えております。
 委員より、リースすることによってキャッシュフローの面の影響と毎年の数値の関係について伺います。
 答弁、リースの場合と一括購入する場合の金額的な差ということでお答えします。照明工事で今回のリースにつきましては2億7,972万円、6年間リースでかかります。これを一括で工事をやった場合は2億5,132万円ということでありまして、その差額が2,840万円ほどリースのほうが金額が高くなるということであります。
 委員より、キャッシュフローの考慮も余り必要ない中で、やはりこの手法を多用して特定の年度の歳出を抑制するということは一種の粉飾に近いこともあるので、余り多用するのは好ましくないというふうな意見を申し上げます。
 次に、消防費に入ります。
 委員より、トータルで6.4億円ぐらいということで、供用開始までにすぐに使える状態にするまでの金額なのか。その前のワンクッションまで経費があるのか。その差になっている部分というのはどのぐらいの金額で、どういうものか。
 答弁、6億4,000万円程度になるわけでございます。これで竣工を迎える段階までいけるという考えでおります。
 消防費の質疑を終結。公債費、諸支出金に入ります。
 委員より、利子変動金利の算定が確定ということと減額の理由。
 答弁、平成18年度以前の借り入れた分につきましては、平成17年度に借りかえを行いました。平成2年度の市民会館建設事業債です。この借りかえを行い、変動金利なものですから利率が前年度1.825から0.25上がりまして2.075となりました。この関係で当初は230万722円がまずふえました。平成19年度借り入れ分につきましては金利の確定、当初2%ということになっておりましたが、金利が下がりましてその分減額があり713万3,845円、これが減額となり、差し引いて483万3,123円の減額となりました。
 委員より、財調で1億7,228万8,000円、積み立て総額は幾らか。
 答弁、7億5,048万5,000円です。
 公債費、諸支出金の質疑を終結。各款の給与費に入ります。
 委員より、平成20年度退職者で、定年でない退職の理由。
 答弁、企画部の1人が死亡、教育委員会については学校関係の人事配置の関係で、学校の先生は市を退職したという形になります。
 各款給与費の質疑終結、継続費の補正、繰越明許費の質疑終結、債務負担行為の補正に入りました。
 委員より、第四次総合振興計画策定2,000万円はかなりの金額になる。数字的な内訳について。
 答弁、平成21年度が1,050万円、平成22年度が950万円で設定しております。平成21年度につきましては、総合振興計画の策定に当たり、コンサル等の打ち合わせ、アンケート調査、あと市民のワークショップ、団体等のヒアリング、そういうものを執行してまいります。平成22年度につきましては、引き続きそういうものを加味しながら計画書の策定、それとパブリックコメント等、また基本計画の内容を細かく詰めていくところであります。
 以上にて質疑終結、討論省略、採決の結果、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)のうち総務常任委員会に分割付託されました歳入、歳出の総務費、消防費、公債費、諸支出金、各款の給与費、継続費の補正、繰越明許費、債務負担行為の補正につきまして、委員会では全会一致をもちまして原案のとおり可決されました。
 次に進みます。
 陳情第7号、日本人拉致事件解決のための人権啓発活動の一層の充実を求める陳情を議題とし、副委員長に朗読をお願いして提案とし、審議に入りました。陳情に対する意見はなく審議終結、討論省略、採決の前に委員より趣旨採択の動議が提出されました。
 動議の理由。陳情第7号については、まさに陳情についての趣旨は理解するものですけれども、市当局のほうも人権啓発の仕事も拉致の件に関しては取り組んでいるのかどうかということは別問題として、人権啓発としての行政として働きはやっていること、また複雑な問題を含んでいることもあります。本当は提出された代表の説明をいただくのが一番望ましいというようなこともございます。当然、一人残らず拉致被害者を救出するというのは、全議員、委員も同意していることではないかと思いますけれども、内容を深く掘り下げての理解がしづらいと いうこともございますので、趣旨採択することを望みます。
 本動議を直ちに議題とし、採決の結果、全員賛成。よって、陳情第7号を趣旨採択とする動議は委員会では全会一致をもって可決されました。したがって、陳情第7号、日本人拉致事件解決のための人権啓発活動の一層の充実を求める陳情について、委員会では趣旨採択とすることに決定いたしました。
 以上、総務常任委員会に付託されました案件、議案2件、陳情1件の審査と結果についての報告を終わります。
 以上です。
○議長(山口慶子 議員) 総務常任委員長の報告は終了しました。
 委員長に対する質疑を許します。
     〔「なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
 委員長、御苦労さまでした。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

市民建設常任委員会委員長報告

○議長(山口慶子 議員) 次に、阿部かをる市民建設常任委員長、報告を願います。
     〔14番(阿部かをる議員)登壇〕
◆14番(阿部かをる 議員) 12月10日開催、市民建設常任委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第89号、和光市手数料条例の一部を改正する条例を定めることについて、議案第90号、和光市地域センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めることについて、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)の農林水産業費、土木費、教育費の項6保健体育費のうち目2体育施設費、議案第97号、平成20年度埼玉県和光市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上4件であります。
 議案第89号、和光市手数料条例の一部を改正する条例を定めることについて、提案者の説明を受け、質疑を行いました。
 質問、近隣市の状況について伺います。
 答弁、朝霞市は手数料を徴収しておりません。新座市は指定工事店の指定が2万円、変更が1万5,000円、責任技術者の登録、更新が5,000円、志木市は指定工事店の指定が2万円、更新が1万5,000円、責任技術者の登録と更新が5,000円ずつとなっております。
 質問、技術水準の確保はどういう形で図られているのか。
 答弁、排水設備につきましては、埼玉県下水道協会が試験をし、合格しますと技術者となり、2年おきに講習会を受けないと更新ができません。
 以上にて議案第89号についての質疑を終結、討論省略、採決の結果、挙手全員。よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第90号、和光市地域センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を 定めることについて、提案者の説明を受け、質疑を行いました。
 質問、向山地域センターですが、鉄骨を組んで屋根張りが始まったばかりだが、2月1日施行に間に合うのか。
 答弁、現在工事の進捗率は45%です。ここまでの躯体作業自体がかなり大きい工事でしたが、1月末までには完成するという確約をいただいております。
 質問、城山地域センターのほうは地域としてはどこが使うことになるのか。
 答弁、四晴会を初め水門会、東輝会、藤の木会、ライオンズヒルズの5自治会になっています。その方たちが地域としてはメーンになっています。
 以上にて議案第90号に対する質疑を終結、討論省略、採決の結果、挙手全員。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第93号のうち、農林水産業費、土木費、教育費の項6保健体育費のうち目2体育施設費について、提案者の説明を受け、質疑を行いました。
 質問、農業振興費の負担金、補助金の件ですが、認定農家数の増加数と補助の内容は。
 答弁、認定農業者は平成20年度に新たに6名の方を追加認定しまして合計17名になっております。今回の補助金は団体の補助金が1件と個人の方が6件でございます。認定農業者6名のうち施設対策、例えばハウスの暖房施設等の案件が2件、機械購入の案件が4件、あと団体の1件につきましても機械購入のものでございます。
 質問、総合体育館の歳出、光熱費のコストダウンの努力をした結果、業者にもそれなりのインセンティブを与えているのか。
 答弁、平成20年度は光熱水費として約2,000万円を組んでおりますが、企業努力でコストダウンし、不用額で出た部分を市に返すというような形にはなっておりません。
 質問、中央第二谷中の区画整理の進捗状況についてお伺いします。
 答弁、事業費ベースで73%程度です。
 以上にて議案第93号に対する質疑を終結、討論省略、採決の結果、挙手全員。よって、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)の農林水産業費、土木費、教育費の項6保健体育費のうち目2体育施設費は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第97号、平成20年度埼玉県和光市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案者の説明を受け、質疑を行いました。
 質問、下水道の債務の償還金の利子及び割引料682万円の減額だが、平成20年度予算書の表のどこに該当するのか。それぞれの減額について説明を願いたい。
 答弁、予算書の償還状況一覧表のナンバー8、昭和55年度分の利子の減額として流域分6万8,360円、ナンバー9、公営公共下水道債が71万6,784円、ナンバー12、昭和56年度流域分が11万4,124円、ナンバー13、公共分が176万771円、ナンバー15、昭和57年度の流域分15万99円、ナンバー17、公共分356万6,101円、それに平成19年度借り入れ確定分を合わせた682万円の減額となっております。
 以上にて議案第97号に対する質疑を終結、討論省略、採決の結果、挙手全員。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。
 以上にて本委員会に付託された事件の審査を終了しました。
 なお、審査の詳細は会議録を御参照ください。
○議長(山口慶子 議員) 市民建設常任委員長の報告は終了しました。
 委員長に対する質疑を許します。
     〔「なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
 委員長、御苦労さまでした。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

文教厚生常任委員会委員長報告

○議長(山口慶子 議員) 次に、荻野比登美文教厚生常任委員長、報告を願います。
     〔19番(荻野比登美議員)登壇〕
◆19番(荻野比登美 議員) 12月10日午前9時より、委員全員出席のもと文教厚生常任委員会を開会いたしました。
 12月議会で本委員会に付託された案件は、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)の民生費、教育費(項6保健体育費のうちの目2体育施設費を除く)、議案第94号、平成20年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第95号、平成20年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第96号、平成20年度埼玉県和光市介護保険特別会計補正予算(第2号)、陳情第8号、介護保険制度の改善に関する陳情及び陳情第9号、介護保険料見直しに関する陳情の6件であります。
 委員会の審議の概要を報告します。
 詳細は委員会会議録をごらんください。
 まず、開会の後、休憩をとり、本町小学校及び新倉児童館建設地の視察を行い、その後、委員会を再開、議案の審議に入りました。
 まず、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)の民生費、教育費(項6保健体育費のうち目2体育施設費を除く)を議題とし、提案者の説明の後、質疑を行いました。
 まず、民生費についてです。
 質問、障害福祉相談員報酬として7名を予算計上した根拠は。
 答弁、支援員は相談業務の充実のために予算要求をしました。療育の関係を保健師にお願いしようという計画でした。昨年度在籍した市職員の保健師が産休に入ったため、人事異動により、精神保健福祉士の資格を持つ保健師が4月に配置されました。募集に対する応募がなかったので再度募集をしているところです。また、障害者計画と障害福祉計画の策定があり、障害者へのヒアリングがあったのですが、これを委託することによって保健師の不足分をカバーで きています。
 質問、児童センターの工事費は単価見直しのみで数量等は変更ないということですが、最初のときの設計の物価本は何月で、今度は何月の物価本を参考にして差額5,000万円ということになったのですか。
 答弁、実施設計は8月29日に納品ですので一番近い物価を反映させています。10月24日が補正予算の締め切りでしたので一番近いところを参考にして単価を改めたところ、5,000万円以上の追加となりました。補正予算が通った後は、1月の上旬に上部選定委員会にかけるまでに市場価格を精査して設計金額に反映させる必要がありますので、この予算と同じ金額になるとは考えていません。
 質問、地域密着型サービス拠点整備補助金が国から4,000万円の補助金が確定したということですが、二度も応募がなかったので、補助金が交付されても応募者があるかどうか。事業者が出にくいことについてはどう考えていますか。
 答弁、この補助金は、現在進めている福祉の里のわきのケアハウスと、応募がなかった旧消防署の跡地の小規模多機能とグループホームの地域密着型の施設への国の補助金です。応募がなかった旧消防署跡地は、三度目の公募では、国の補助金に市の単独の補助を上乗せし、事業者を公募しています。地域密着型施設ですので、この中でグループホームは9室が公募の条件になっていますが、1室当たり55万円を市で補助します。市の土地を無償で20年間の使用貸借です。建物建設・運営を民間でしていただきます。
 質問、応募がないのは、建てるための費用が足りないからだけでなく、経営が成り立つかどうかという点で小規模多機能施設にちゅうちょしている事業者が多いと思います。地域の中で経営がやっていけると和光市では考えていますか。
 答弁、現在の和光市の小規模多機能施設では定員がいわゆる20名とか25名で、通常の介護給付に加えて地域の一般高齢、特定高齢者の方の介護予防事業を提供するとして地域の密着を図っています。旧消防署跡地の小規模多機能施設でも地域調査をやってニーズをとらえています。サテライト事業やデイルームを使った閉じこもり予防とかで一体化を図っています。
 質問、後期高齢者医療特別会計繰出金286万8,000円はどのような計算ですか。
 答弁、高齢者の医療の確保に関する法律第99条に基づいて、低所得者あるいは被用者保険の被扶養者だった人の保険料の軽減分の公費負担です。公費負担の割合は、県が4分の3、市が4分の1で、省令の中で毎年当該年度の10月20日に計算をすることになっており、金額が確定しました。和光市の場合では、減額対象者は、7割軽減が1,203人、5割軽減が50人、2割軽減が166人、被用者保険の被扶養者が202人で、合計4,176万9,149円の減額になっており、市がこのうちの4分の1を負担するということで繰り入れるものです。
 質問、乳幼児医療費助成で、窓口払いの撤廃が原因で伸び率を示していますが、今後もこの傾向は続きますか。
 答弁、今回の補正は窓口払い撤廃だけで、それが多いことは確かですが、平成20年4月診療 分から3歳以上から未就学児までの保険医療費の負担が3割から2割に減っています。それは見込んでいた以上に減りました。窓口払いが多かったということもありますが、その割合はわかりません。
 質問、保育士の研修は義務ですか。総勢何人になりますか。
 答弁、義務ではありません。市内保育園の正規職員は161人、非常勤または臨時職員は196人で約357人を予定しています。超過勤務対応はしていません。民間保育園はそれぞれですが、公設公営は超過勤務対応をしていません。超過勤務対応をすると参加を狭めてしまいます。その手だてとして開催日を工夫しています。
 次に、教育費の質問と答弁です。教育費。
 質問、ファイリングシステムのキャビネットの定価は幾らで見積もったのですか。
 答弁、市政情報課の資料1台3万500円を参考に、さらに値引きを加えて当初予算では税抜きで1万8,000円を計上しました。市政情報課では四、五台でしたが、学校教育課では99台でしたのでさらに値引きをしました。値引き率が高かったと反省しています。
 質問、中学校費の大和中学校体育館改築工事設計業務委託料で、全面建てかえということですが、面積も含めて設計の中身をお聞きします。
 答弁、設計の内容はこれからです。学校関係者などと協議をした中で決めていきます。大きさはおおむね3,000u弱の規模で予定しています。
 質問、平成15年度に総合体育館建設問題対策特別委員会に生涯学習課から提出された資料がありますが、これも含めた形で設計されていくのでしょうか。設計はこれからですと言いながら299万円の予算を出しているので、きちんと説明してください。
 答弁、平成14年度に学社共用という形で、大和中、二中、三中という形で設計を出しています。その時点では総合体育館がまだ建設されていなかったという状況でした。現在総合体育館は完成していますので大和中学校を学社共用で、二中、三中については学社共用ではなく通常の耐震工事でという方針です。大和中には前に設計されたものもありますので、それをベースにし、再度、現状の法規制の中に合った検証等を行い設計することを考えています。
 質問、299万円という設計予算がつくということは、これから関係者と話をして決めていくという段階ではないでしょう。基本設計ではどう考えているのか明らかにできるでしょう。
 答弁、平成14年の設計は最終的な詰めを学校関係者等としていません。今後はそれを資料としてベースにはしますが、各学校関係者などと協議した上で最終的なものをつくっていきたいと考えています。
 質問、学社共用ということなので、社会教育についての方面の人たちの意見も取り入れていくということが当然必要になります。だれを対象に、いつごろそういった会議を進めていくのですか。
 答弁、学社共用と位置づけていますが、基本的には中学校の中の体育館として主眼を置いています。現在でも夜間開放とか休日開放とかしていますので、当然生涯学習の関係とかスポー ツ青少年課とは設計を詰めていく段階で協議をしていきたいと考えています。
 質問、埼玉県教育局の資料によると、大和中学校に適用される基準が18学級以上になるので1,476u以上です。先ほど示された3,000uというのは、これだけでかいというのはどういうものかということをお聞きします。
 答弁、1,476u以上というのは最低基準です。3,000u弱という形で、例えばバレーコートを2面とれるとか、多機能的なものが備えられるかどうかということも協議や設計の中で詰めていきたいと考えています。
 質問、コートを2面つくるというのは方針ですか。今の学級数、生徒数を考えれば2面必要なのか、その他の機能も含めて教育委員会としてのお考えをお聞きします。
 答弁、基本としてコートは2面用意しなければならないと考えています。そのほかは学校関係者と協議しながら詰めていきます。参考までに、平成14年のときに設計した内容は延べ面積が2,917uで計画したものです。今回も3,000u弱程度の形で設計をしたいと考えています。
 質問、6月議会では、総合体育館の平成19年度分の利用状況は、メインアリーナ48.3%、サブアリーナ38.5%、柔剣道場16.9%、弓道場が5.8%で、スポーツ振興のほうでもまだまだ利用は伸ばしていく必要があるという答弁がありました。学社共用という話が出ていますが、学社共用が必要なのかお伺いします。
 答弁、大和中の地域性というものがあります。線路から北側のほうは公共的な施設が少ないということで、身近にスポーツが楽しめる、活動ができる場所として大和中学校は学社共用という形で、夜間開放も含めた形で社会人の方も御利用できるようなことを考えています。
 質問、実施計画を見ていくと、まず設計業務が補正で出ていますが、その後、屋内体育館改築工事として2年度にわたって4億2,000万円ずつ計上され、合計で8億円を超える事業です。しかも、今、新設校の話も同時に出ています。限られた財源をどこに使っていくかという話は必要です。北側のニーズを満たすということでは、大和中はあくまでも真ん中です。北側の方にもそういう機会を提供しようという発想を持つのであれば、現状でいえば新設校に費用だとかそういったものに重きを置いていくという考えがあってもいいのではないでしょうか。北側のニーズを満たすために大和中学校のあの場所が適切だとは思っていないでしょうが、それでこの8億円のスイッチが押せるかどうかという話だと思いますが、いかがですか。
 答弁、北側の地域性だけということではなく、新設校の問題もありますが、大和中は現実的に老朽化がかなり激しいので、いつかは改築または耐震の工事をしなければなりません。改築で防災の収容拠点も含めた体育館として早急に対応すべきと考えています。
 質問、学社共用という発想をなくせば外せるものもあります。本来、きょうはここでコンセプト的なものが出てくるのかと思っていました。しかし、出てこないとなるとなおさら見直せるのではないでしょうか。ぜひ御検討ください。
 答弁、学校教育施設でも中学校は2面が必要です。朝霞市でもどこでも体育館は2面とれるような広さを持っています。和光市の場合は1面しかとれません。学社共用としても学校教育 の体育館として考えるスタンスを持っています。今までにない2面の広さを持った体育館をつくっていくのです。大和中については学校開放をしてかなりの利用があるので学社共用という形で使ったほうがよいという考えです。学社共用になるために必要なものは更衣室やシャワー室ぐらいしかありません。体育館の本体は学校教育の充実ということを全面的に打ち出した施設です。どこの学校も体育館は2面が欲しいのです。この考え方として、学社共用だからこれだけの広さのスペースが必要だということではないことを御理解いただきたいのです。
 質問、土地の体育館建設面積はどうなのですか。二中と三中は学校体育館として建てかえるということになると建設費は幾らですか。
 答弁、当初は、大和中、二中、三中すべて学社共用の体育館という考え方がありましたが、総合体育館ができたことによって、二中、三中については考える必要があるだろうということになりました。二中の体育館は老朽化がすごく進んでいます。耐震だけでは済まされない問題もあるので改築という問題が出ています。教育施設として充実した体育館にしたいと考えていますので、建てかえるのであれば2面は確保したいという考え方があります。しかし、三中については、まだ耐震補強をすればもつような状況ですので、2面とるか、改築をするか、耐震補強でするか、今のところは教育施設はかなりの財源が必要になりますので耐震補強でも十分だという考え方があります。建築面積は既存の建っているところです。具体的に何uあるのかは手元の資料にはありません。
 質問、今年度が299万円で平成21年度が1,794万3,000円、合計、事業全体ですと2,093万3,000円というような金額の工事設計費になります。今後どういった形でこの設計業務を委託していくのですか。
 答弁、継続事業ですので、今年度の平成20年度は単純に2カ月、それで来年度は1年ですからその割合です。本会議で採決いただいた後、入札をします。
 以上で質疑を終結しました。採決の前に反対の討論があり、採決の結果、賛成4、反対3により、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)の民生費、教育費(項6保健体育費のうち目2体育施設費を除く)は賛成多数で可決されました。
 次に、議案第94号、平成20年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、提案者の説明の後、質疑を行いました。
 質問、特定健診が受けられなかった人がさらに人間ドックを受診するということを見込んでいるのですか。
 答弁、本年度特定健診になったということで、審査項目が不足していますので当初より人間ドックを受けたいという人が例年に比べて多くなっていました。それで補正を求めました。
 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、全員賛成により、議案第94号、平成20年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第95号、平成20年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、提案者の説明の後、質疑を行いました。
 質問、普通徴収による滞納状況とその対応についてお聞きします。
 答弁、12月9日現在で調定件数を月ごとに申し上げます。7月、1,065件に対して未納件数が55、8月、1,252に対して58、9月、1,271に対して80、10月、1,127に対して84、11月、1,169に対して232という状況です。ただし、11月は現在12月9日でまだこれから納入はあると見ています。未納者にはそれぞれ督促状を発行して納入に御理解いただくようお願いしています。当市の場合も1期については300件程度ありましたが、その後、未納付は55件に減りました。運営の主体は広域連合ですが、徴収については市が主体的にやっていく制度ですので、早い時期に納めていただくよう努めています。保険料の減免に対する要望に対しては広域連合が決定しますが、調査は市が行います。督促状や催告状を出すばかりではなく、直接訪問をして実態を調査・精査して私たちの見解を記載した上で広域連合に送付し、広域連合の判断を待つということになっています。連合に納める保険料は入ったままの額を納めています。
 以上で議案第95号に対する質疑は終結し、討論省略、採決の結果、賛成5、反対2により、議案第95号、平成20年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第96号、平成20年度埼玉県和光市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、提案者の説明の後、質疑を行いました。
 質問、継続的評価分析支援事業委託料の計上の理由と今後のスケジュール、電算システム構築委託料についてお伺いします。
 答弁、平成18年度から法改正により介護予防事業が始まりました。補正に上がった要因は、3年間の実績を終えて、第4期介護保険事業計画において平成21、22、23年に、平成18年から20年にかけての要支援1の方、要支援2の方、特定高齢者の方の対象者について、その状態が維持・改善・悪化になったのかという詳細な経緯と、生活機能を継続的に評価を追うということにより、次の3年間を見据えるため、今年度中にその評価システムを構築して4月1日から稼働していくためです。
 質問、給付費のサービス費と保険給付業務の減と増についてお願いいたします。
 答弁、施設介護サービス費は、療養型病床群の再編等によるものの関係で不安定動向があります。特に、板橋区、練馬区の療養型病床群等の再編・統合の関係によって施設介護サービスが不安定になっています。そのため施設の増額を見込みました。特定入所者介護サービス費は、これは補足的給付ですので、施設に入所した低所得者の方に対して室料や食事費の補てんの給付があります。そしてこれが連動して増額になっています。保険給付費全般としては、3年間の推計については十分黒字ですが、地域密着型サービスを減額して、その財源分を施設と特定入所者の部分に補てんする状況になっています。
 以上で質疑を終結、討論省略、採決の結果、全員賛成により、議案第96号、平成20年度埼玉県和光市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。
 次に、陳情第8号、介護保険制度の改善に関する陳情を議題とし、副委員長の朗読の後、参 考人の意見を聞きました。
 参考人の意見、陳情は介護事業の介護報酬引き上げに絞った内容です。来年度は介護報酬の改定の時期に当たり、3%引き上げの案が検討されています。介護報酬を検討している会議の資料では、全産業との格差、介護職員の常勤者、非常勤も含めてかなりの格差があるということが出ています。介護報酬が上がると当然介護保険料の負担がふえるということになりますので、それが軽減措置を求めていただきたいというような趣旨で要望させていただきました。
 質問、介護報酬の引き下げでなく、軽減措置についても現在検討されていますが、参考人の認識はいかがですか。
 参考人、3年後に消費税云々というような話もありますが、ぜひ公費で考えていただきたいということです。軽減措置についてもそれでやっていただきたいという趣旨です。地域全体の介護の安定、それから住んでいる人たちが安心して暮らせるようにということです。
 質問、政府の3%引き上げは陳情者として妥当という考えですか。
 参考人、2003年のときに2.3%、2006年に2.4%で、合計4.7%引き下げられました。私自身は資料を持っていませんが、施設のところでは5%以上というようなことが出されているところがあります。
 以上で陳情第8号の参考人に対する質疑を終わり、審議に入りました。
 委員の意見、国で3%伸びるという話もあるけれども、2回のこれまでの介護報酬引き下げ等によって、人材確保もさることながら経営の面でも困難に陥って撤退するというところが出ているので、実態を踏まえて介護報酬の引き上げを検討して、実体のあるものにしてほしいという意味で、私はタイムリーだと思うのでこの要望に基づく意見書に賛成します。
 委員の意見、介護に従事する人の待遇、処遇の改善は重要なことだと思いますが、一部の事業者の側にもやはり問題がなかったわけではないという事例もあったので、事業者のあり方も含めて介護職員の処遇改善ということは、全体を見て国として対応していく必要があるということ、介護保険の事業計画は3年ごとに見直すということになっているので、国としてもやはり長期的な視点を持ち、介護保険事業の運営に自治体が右往左往しないような体制をとっていく必要があるという気がします。
 以上で審議を終了し、討論省略、採決の結果、賛成3、反対4により、陳情第8号、介護保険制度の改善に関する陳情については、不採択と決定しました。
 次に、陳情第9号、介護保険料見直しに関する陳情を議題とし、副委員長の朗読の後、参考人の意見を聞きました。
 参考人の意見、介護保険事業の見直しに合わせて介護保険料の見直しもそれに見合うよう国で検討されています。保険料が妥当な金額であると同時に、生活を圧迫していくことがないように十分配慮したものにしていただきたいということでお願いしたいと思っています。
 質問、和光市の新しい介護保険事業計画は、今そちらのほうの審議会で検討されています。なぜそちらに直接要請されるということを考えられなかったのでしょうか。細かい介護保険料 を含めてのシミュレーションとなると審議会でないとできないこと、最終的な答申を出して市が決定していくとなると、直接的にはそちらのほうに陳情なりされたほうがよかったのではないでしょうか。
 参考人、議会が開かれていますので、議会の意見として、市民の方を代表されている議員の方々の集まりですので、議員の意見を審議会のほうにも反映させていただければということで陳情させていただきました。
 以上で参考人に対する質疑を終結し、審議に入りました。
 委員の意見、介護保険料の平成19年度の決算資料による普通徴収の未納状況を見ると、第2段階、収入80万円以下に30%と最も多くの滞納者が集中しています。現状の第3期介護保険事業においても、所得階層の低いほうにはなるべく負担をかけないようにと7段階にしてきているにもかかわらず滞納者が出ているということから、第4期介護保険事業計画で十分介護保険料の見直し、配慮をしていただきたいという意を酌んで陳情は採択をして、和光市としても保険料の低減努力をしていただきたいと思います。
 委員の意見、和光市の保険料は実情に合ったものになっていること、独自の低所得者対応をとっていることは評価し、その上で低所得者の方の配慮は必要だと思います。ただ、今、審議会形式の市民参加で審議中という中でこの陳情を採択すると、その結果がどういうことになるのかという疑問があります。趣旨はよくわかりますが、議会が先行するのはどうなのかなという考え方もあります。
 以上で審議を終結し、討論省略、採決の前に副委員長より陳情第9号に対する趣旨採択の動議が出され、採決の結果、趣旨採択に賛成5、反対2により、陳情第9号、介護保険料見直しに関する陳情は、趣旨採択と決定しました。
 報告は以上です。
○議長(山口慶子 議員) 文教厚生常任委員長の報告は終了しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

文教厚生常任委員会委員長報告に対する質疑

○議長(山口慶子 議員) 委員長に対する質疑を許します。
 10番、上野君子議員。
◆10番(上野君子 議員) 荻野委員長に質問をします。
 ただいまの報告に大和中学校の学社共用体育館についての審議内容が報告されています。委員長はこの問題で委員会において質問をしていますか、伺います。
○議長(山口慶子 議員) 文教厚生常任委員長。
◆19番(荻野比登美 議員) (登壇のまま)委員会の審議の内容ですので、私が質問したらどうのこうのという話ではないと思います。
○議長(山口慶子 議員) ほかに質疑はございませんか。
     〔「なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 以上にて、質疑を終結します。
 委員長、御苦労さまでした。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

休憩の宣告

○議長(山口慶子 議員) 暫時休憩します。
午前10時16分 休憩
午前10時18分 開議
  出席議員   22名
  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番
  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番
 17番  18番  19番  20番  21番  22番
  欠席議員    0名
  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)
  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)

開議の宣告

○議長(山口慶子 議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第93号の修正案の提案説明

○議長(山口慶子 議員) ただいま、議案第93号に対し、地方自治法第115条の2及び会議規則第17条の規定により、堀文雄議員ほか8名から修正動議が提出されました。
 この際、提出者の説明を求めます。
 7番、堀文雄議員、登壇願います。
     〔7番(堀 文雄議員)登壇〕
◆7番(堀文雄 議員) 議案第93号「平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)」に対する修正動議。
 上記の動議を地方自治法第115条の2及び和光市議会会議規則第17条の規定により、別紙の修正案を添えて提出します。
 平成20年12月19日、和光市議会議長、山口慶子様。
 発議者、和光市議会議員、堀文雄。以下敬称を省略します。柳下長治、須貝郁子、松本武洋、西川政晴、阿部かをる、村田富士子、並木修二、齊藤秀雄。
 修正理由、大和中学校体育館改築工事設計事業については、具体的な方向性及び内容が明確になっていないことから、継続費及び設計業務委託料299万円の計上は時期尚早であるため修正をする。
 議案第93号「平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)」に対する修正案。
 議案第93号「平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)」の一部を次のように修正する。
 「第1表 歳入歳出予算補正」の一部を次のように改める。
 款、項、補正前の額、補正額、計の順で申し上げます。
 款10教育費、補正前の額41億1,062万3,000円、補正額マイナス1億7,854万5,000円、計39億3,207万8,000円。
 項3中学校費、補正前の額5億6,156万2,000円、補正額マイナス4,435万2,000円、計5億1,721万円。
 款12諸支出金、補正前の額1億1,561万円、補正額1億8,019万8,000円、計2億9,580万8,000円。
 項1基金費、補正前の額1億1,561万円、補正額1億8,019万8,000円、計2億9,580万8,000円。
 「第2表 継続費の補正」の一部を削る。
 追加分の削除であります。
 議案第93号「平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)」歳入歳出補正予算事項別明細書修正説明書。
 款、項、目、節、事業、原案補正前の額、補正額、計、修正案補正前の額、補正額、計、説明、修正理由。(単位:千円)
 款10、項3、目1、節13、中学校防災施設整備、原案補正前の額ゼロ、補正額299万円、計299万円。修正案補正前の額、補正額、計ゼロ、ゼロ、ゼロ。説明、大和中学校体育館改築工事設計業務委託料、修正理由、具体的な方向性及び内容が明確になっていないため、計上は時期尚早である。
 款12、項1、目1、節25、財政調整基金積立、原案補正前の額6,094万5,000円、補正額1億7,720万8,000円、計2億3,815万3,000円。修正案補正前の額6,094万5,000円、補正額1億8,019万8,000円、計2億4,114万3,000円。説明、財政調整基金積立金。
 補足説明を行います。
 本補正については、会派から出ております文教厚生常任委員からの報告説明とそれから一般質問、これによる説明、これには一致した方向性がありません。ということで、私は理解ができておりません。
 それから、学社共用ついて。これについては、平成14年当時、総合体育館ができていない当時、この当時については私も必要だと思っておりました。でも、現実には総合体育館ができ、この和光市、東西2km強、南北5km程度というこの小さな面積で、北側にないからといって現在の総合体育館の利用率、これが40%台ということで、その点も兼ね合ってこれについては必要性は認められない。
 もう一つは、実施計画との兼ね合いであります。私もこの件が出まして実施計画をもう一回調べ直してみました。平成19年度から21年度実施計画では、19年度設計、20年度1年での改築工事、その翌年に出された実施計画、平成20年から22年の実施計画では、21年度設計、22年度工事完了というふうに載せられております。それが、平成21年から23年度の実施計画においては、21年度設計、22、23年度それぞれ工事完了ということで、しかも工事費だけで8億4,000 万円というのが計上をされています。
 本当に学社共用、そしてまた今までの実施計画、これが精査されてきているのであろうかということで先送りも上がっておりますし、単年度改築工事になっているものが今回は2年にわたる工事ということになっております。それぞれを考え合わせると方向性、内容性、これについて市民に対しても説明ができないということで、修正を提案するものであります。
 以上です。
○議長(山口慶子 議員) 説明は終了しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第93号の修正案に対する質疑

○議長(山口慶子 議員) 質疑を許します。
 18番、佐久間美代子議員。
◆18番(佐久間美代子 議員) ただいま修正理由の中に、具体的な方向性及び内容が明確になっていない、だから継続費及び設計業務委託料299万円の経費は時期尚早であるという理由であるわけです。私、基本的なことで伺いたいんですが、今、発議者の方が補足説明もされました。それで、この学社共用体育館、このものをやはり必要ないというお考えでしょうか。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)私は総合体育館ができた段階から必要はないと考えております。ましてや今回の委員からの説明とそれから一般質問でもありましたように、大和中学校のみ学社共用と。それで、内容を聞いたら今までの一般開放でも対応できるのではないかという面からも私は必要性はないというふうに考えております。
○議長(山口慶子 議員) 18番、佐久間美代子議員。
◆18番(佐久間美代子 議員) そうしますと、ここに発議者として9名の名前が提出者も含めて明記されております。そうしますと、9名の方も同じ考えである、一致しているというふうに判断してよろしいでしょうか。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)そのように認識をしております。
○議長(山口慶子 議員) ほかに質疑はございませんか。
 2番、菅原満議員。
◆2番(菅原満 議員) 少し質疑をさせていただきます。
 私自身は文教厚生常任委員会で質疑審査に加わっておりましたので、何点かこの提案について伺わせていただきますが、時期尚早ということでありますので、少なくとも平成20、21年度予算でしたので、もう平成21年度は時期尚早の時期に入るということでいくと、平成22年度以降ということになるのかどうか。
 それと、委員会でやりとりしていた中で学社共用という言葉が一人歩きしていると、あくまでも学校体育館を建てて利用については学社、従来の一般開放も含めてというようなやりとり があったというふうに記憶しておりますけれども、その点については提出者は把握されておられるのか。
 2点伺わせていただきます。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)あとのほうから申し上げますと、委員会のやりとり、そしてまた一般質問とのやりとりで学社共用という言葉ははっきりと示されております。
 それから次に、先送りをするのかということでありますけれども、私は学校の体育館としては本当に必要だと思っています。よく方向性を出して詰めていけば、私は当然平成21年度予算に計上してきてもいいというふうに考えております。
○議長(山口慶子 議員) 2番、菅原満議員。
◆2番(菅原満 議員) 余りやりとりしてもあれなので、平成21年度でもいいということであるならば今回の継続費はそのまま通すにしても、さまざまな委員会あるいは本会議であった要望を踏まえて教育委員会がきちんとした検討を行うべきだというような形で補正予算を通すということが考えられなかったのかどうか。
 私、これを知ったのはけさの議運というか、それ以前にも提出者から説明ありましたけれども、けさの段階でしたので、今のやりとりの中だけでは詳細をつまびらかにするというのはちょっとできないので、改めて1点だけ確認させていただきたいと思います。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)私、先ほど申し上げましたように、今はこの大和中学校の体育館、それから今後予定をされております第二中学校、第三中学校を含めて本当に方向性が定かでないと。やはりどのようにすべきだということを確立して、それから私は出すべきだと思っておりますので、今年度については継続費としては私は考えておりません。
○議長(山口慶子 議員) ほかに質疑はございますか。
 9番、熊谷二郎議員。
◆9番(熊谷二郎 議員) それでは質問します。
 これまで和光市においては学校校舎の耐震計画、そうした整備については本当に努力して進めてきました。残るは体育館、3校の体育館という形になってきているわけですけれども、大和中学校の体育館が設立してから40年以上たってかなり老朽化している、どうしても建て直しが必要であろう、私もそのように認識しているわけですが、この点について、建てかえが必要であるという点についての認識はどのように持っているのか。早急にすべきというふうに考えているのですか。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)生徒の安全に関することでありますので、耐震については私は必要だと思います。発議者の中でもこれは早急にやはり必要だという方もおられますし、そしてまたこれを改築ではなくて本当の耐震だという方もいらっしゃってその点は割れ ておりますけれども、方向性、これが改築、耐震、これについてもやはり今後しっかりした、各学校含めて、それからまた2面という問題もあります。これ等もしっかり詰めてからぜひ提案をしていただきたいというふうに思っております。
○議長(山口慶子 議員) ほかに質疑はございますか。
 1番、山本軍四郎議員。
◆1番(山本軍四郎 議員) 提出者の堀議員は方向性とか内容とかということを言っていますけれども、はっきり言ってよく私は理解できないと。こういう予算を組むときは財政法の中で明確な歳入がきちっと入らなければだめだという法則になっているわけです。そうすると、この見解からいきまして、今、じゃあ具体的な方向性、内容性を考えたならばこれから平成21、22年に対する予算上ではどういう財政法からやろうとお考えになってこの修正動議を提出したのか。これ財政法、基本ですから、はっきり予算上つくらなければならないということになっているんですから。これを引き返してもなかったならば方向性も何もとれないと私は思うんですけれども、その点について裏づけをひとつ明確にしていただきたいと思うんです。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)まずこれを提出するに当たって、本来の修正動議、これについては執行部のほうで提案権がありますので、本来原案に対して否決をし、そして新たに修正するのが常道であるというふうに言われているわけです。ところが、今回の時期、年末も控えております。一事不再議の原則もありますし、新たに臨時議会を招集するにしてもこれにはそぐわないと。財政上の問題はありますけれども、これはそのために財政調整基金に積んで、それをもって対応すれば十分可能であるというふうに考えております。
○議長(山口慶子 議員) 1番、山本軍四郎議員。
◆1番(山本軍四郎 議員) それは私から言わせると言い逃れの言葉だと思うんですよ。はっきりしたものを、例えば今回だって財政調整基金から対応しているんだと私は思うんですよ。となれば同じことを、例えば今回、これどっちにしてもまだわかりませんけれども、3カ月、年度内においてつくることによって次の予算上からいっても明確にこれ予算立てする人が執行ができると思うんです、はっきり言って。そこにもう一たんこういうふうに、例えば逆になった場合においてはそこからもう予算の算定が違ってくるし、恐らく補助金の関係から全部絡んでくると思うんです、これは。単独の資金だけではないと思いますよ、これは。恐らく自分だけで、単独でできないと思う。こういう観点から考えたならば、やはり数字的な方向性をきちっと出すと言っているんですから、方向性であるならば数字的なものをきちんと出すべきじゃないかと私は思うんですけれども、その点はいかがですか。どうしてもこのままでいいと思って立案してこれをお出しになったとして理解していいのかどうか。その点を明確に、もう一度していただきたいと思います。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆7番(堀文雄 議員) (登壇のまま)これで十分対応は可能であるということで提案をさ せていただいております。
○議長(山口慶子 議員) ほかに質疑はございませんか。
     〔「なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 以上にて、質疑を終結します。
 提出者、御苦労さまでした。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

休憩の宣告

○議長(山口慶子 議員) 暫時休憩します。
午前10時38分 休憩
午前11時32分 開議
  出席議員   22名
  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番
  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番
 17番  18番  19番  20番  21番  22番
  欠席議員    0名
  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)
  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)

開議の宣告

○議長(山口慶子 議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第88号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) これより討論、採決を行います。
 議案第88号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。議案第88号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、議案第88号、和光市議会議員及び和光市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第89号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第89号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。議案第89号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、議案第89号、和光市手数料条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第90号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第90号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。議案第90号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、議案第90号、和光市地域センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めることについては、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第93号に対する討論

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第93号、討論の通告がありますので、発言を許します。
 初めに、原案に対する反対討論、17番、吉田けさみ議員。
     〔17番(吉田けさみ議員)登壇〕
◆17番(吉田けさみ 議員) 議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)に、市長提案原案に対して何点か指摘し、また意見も述べて反対をいたします。
 まず、今回の一般会計補正予算4,591万4,000円のうち、障害者福祉相談員報酬の440万円の減額についてです。これは、今年度に専門職の相談員を2名採用するための予算であったわけですけれども、削減する中身です。4月から予算執行するために1月と3月と二度にわたってハローワークに募集をかけたけれども、応募者がなかったための減額だとしています。専門家は欲しいのだけれども、報酬は安上がりに、これでは職員が集まらないのは当然ではないでしょうか。正規職員の採用あるいは報酬の引き上げで、事業にふさわしい人材の確保を要求いたします。
 もう一点は、地域密着型サービス拠点整備補助金4,000万円についてです。地域介護・福祉空間整備交付金として北エリアに整備されるケアハウスと中央エリアの旧消防署跡地に予定している小規模多機能施設に補助金が交付されるということで、とりわけ旧消防署の跡地の活用については民間活力を導入するとして三度目の公募を行っているという説明がなされています。地域住民のために必要とする施設でも、もうからなければ民間は進出してこないということが示されました。そのために補助金を上乗せしていくという内容です。官から民へという流れの中で、民間はもうからない事業に乗り出してこない。これはとりわけ福祉の分野で、特に地方自治体の役割と責任、これが問われてくる問題ではないでしょうか。
 もう一点は、学校文書ファイリングシステムの校用備品の購入予算です。審議の中で、当初の見積もりが定価の6割引で計算したために予算が不足し、最終的には3割引程度の価格を見積もり、今回増額補正を行うための補正なんだということです。当初で6割引とした予算の根拠が非常にあいまいです。建設関連では差金によるマイナス補正となっているんですけれども、こうした予算の組み方、それが包括予算制度のもとで経常経費の削減、こういったものと関連して起きていることではないかということを危惧し、指摘をいたします。
 次に、大和中学校体育館改築工事設計委託料299万円についてです。平成14年度に3校の体育館を学社共用体育館とするとして調査設計してきた資料が、翌年、平成15年度の総合体育館建設問題対策特別委員会に出されてきたという経緯があります。その後、ことしに入ってですけれども、7月9日の政策会議では、総合体育館が建設され、二中と三中の体育館は学校体育館に特化し、大和中学校のみ学社共用体育館にするとした方針変更が示されました。総合体育館建設問題と絡んで、この学社共用体育館については当初の計画から既に6年が経過しています。大和中学校の老朽化した体育館の建てかえの必要性、これは十分に理解いたしますし、速やかに改築が必要だろうというふうに思います。しかし、学社共用体育館を建設することについては、政策会議では学校関係者、地域住民、PTAなどに説明をしていくとしています。建てることが前提になって説明を行うというふうになっておりますけれども、学社共用体育館建設の必要性の有無や建設規模、内容についても学校関係者や市民の声を聞き、議論を進めるべき課題ではないかということを申し上げたいと思います。
 とりわけ修正案に対しては、佐久間議員が質問しておりますけれども、それに対しての御答弁が学社共用の体育館は要らないんじゃないかというような答弁にもなっています。その後の質問においては十分に考えていただきたいというようなことも含まれているのかなというふうに思うんですけれども、この建設についてはもう一度市民の皆さんに聞く必要があるということを繰り返したいと思うんです。社会教育施設については、必要性、これについては市民の皆さんからの声も決してないわけではありませんし、それと同時に、学校教育施設と社会教育施設、これを一体にするということに対しても議論も本当に深めなければいけないのではないでしょうか。というのは、学校教育の施設の内外を通してですけれども、学校内だけではなくて子供たちの教育環境、社会環境を含めてなんですけれども、さまざまな子供たちを取り巻く犯罪等も発生しています。ですから、こんなことも含めて市民の皆さんに問題を投げかけつつ、どういうふうなものがいいのかということを私はやっていただきたいというふうに考えています。
 今回の補正予算の原案に、7月9日の政策会議以降、唐突に出されてきたということも指摘しなければなりません。ですから、学社共用体育館の補正予算、とりあえず修正して、ストップをかける、そういう立場で私たちは修正案に対して賛成したいと思っています。
 ですから、やはりこうしたことについては、市民の皆さんの声を聞きそして進めていただく、この原点に立ち返っていただきたいということを申し上げまして、一般会計補正予算原案に対して反対の討論といたします。
○議長(山口慶子 議員) 原案に対する賛成討論、1番、山本軍四郎議員。
     〔1番(山本軍四郎議員)登壇〕
◆1番(山本軍四郎 議員) 議案第93号の一般会計補正予算の原案には賛成の立場です。
 修正案に反対の立場、若干意見を述べさせていただきます。
 修正理由は、大和中学校体育館改築工事設計事業について具体的な方向性及び内容が明確に なっていないと、工事設計業務委託料299万円の計上は時期が早いと、尚早だということです。ということですが、私が質問しましたとおり、一般会計の財政法の中では明確な歳入の数字が出ない場合は予算の中に計上してはまずいと法的に示されているわけです。今回の補正を執行部側が提案したのは、基礎データをつくるための一つの手法だと思うんです。データをつくり今後の交渉の一つの指標をつくらないと、相手との交渉はまあ無理です。先送りすることによってますます先に行ってしまうという結果になりかねないと思うのです。早く基礎データをつくり、特に学校関係は補助頼みではないですか。単独事業をやる場合ではないんです。以上、見込み計算をしては絶対なりません。ですから、私は提出者に対してもはっきりした裏づけのもとで言わなきゃ無理ですよ、どうですかと聞いたんです。財政法をもう一回、皆さん改めてひとつ検討をしていただきたい。皆さん相当御存じだと思うんですけれども、その点をひとつ深くお願いしながら、私はこの原案に賛成し、修正案に反対の立場の若干討論を述べさせていただきました。
○議長(山口慶子 議員) 修正案に対する賛成討論、14番、阿部かをる議員。
     〔14番(阿部かをる議員)登壇〕
◆14番(阿部かをる 議員) 修正案に対しての賛成の討論をいたします。
 文教厚生常任委員会での審議を傍聴いたしましたが、その審議内容と一般質問での質疑を通してわかったことは、学社共用という構想、位置づけがはっきり見えてこないという点であります。
 まず、学習指導内容がふえ2面のコートが必要という理由でありますが、学社共用にするということとは全く違う話ではないでしょうか。それならば当然ほかの学校も2面のコートにしなくてはなりません。学社共用以前の問題であります。
 また、現在の敷地スペースで2面をつくっても果たして上下階で社会人のスポーツに対応できるコートがつくれるのでしょうか、甚だ疑問であります。
 また、北側の一般社会人の方々が使えるようニーズを満たすために大和中学校だけ学社共用とのことでありますが、体育関係者の方々に、北側のスポーツ団体等からそのような声が出ているのか伺いました。全く一度も大和中を学社共用にしてほしいという声は聞いたことがないし、学社共用ということ自体初めて耳にしたということをおっしゃっておりました。市民の要望がないのになぜ学社共用にしなければならないのでしょうか。そして、大和中の一般の保護者も学社共用ということについて全く聞いていないということを言っております。学社共用にするならば当然保護者の意見も聞くべきであります。
 災害時のことを考えますと、児童の安全、また避難場所として耐震に対する対応は早急にすべきと考えますが、このような状況でこの学社共用を前提とした予算を通すことは、市民の皆様に説明責任が果たせません。よって、修正動議に賛成をいたします。
○議長(山口慶子 議員) 同じく修正案に対する賛成討論、11番、井上航議員。
     〔11番(井上 航議員)登壇〕
◆11番(井上航 議員) 議案第93号の修正案について、賛成の立場で討論いたします。
 私は文教厚生常任委員会委員として、委員会に付託された議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)について、大和中学校体育館建築工事設計事業の継続費及び設計業務委託料の予算化について討論を行った上で反対を表明いたしました。修正案では、この計上が見送られているため賛成をいたします。
 それでは、この修正案に賛成するに当たり、一言述べさせていただきます。
 私は委員会の討論の中で、大和中学校体育館改築工事設計事業について具体的な方向性が示されていないこと、そして学社共用のあり方については総合体育館との関係などをかんがみ、慎重になるべきとの反対理由を述べてきました。
 今回、改築によって2面をとりたいということですが、そこに1面とは何uといった明確な面の定義はありません。今の敷地面積の中で建築技術的にとれる最大の広さからその面の大きさが導かれるとのことでした。一見すると早く専門家による設計を行ったほうがよいようにも映ります。しかし、新学習指導要領の改訂による体育の授業の増加や武道の必修化が実施されます。通常であれば既存の施設規模の中でどのような授業を実施していくかを考えていくわけですが、今回のように体育館の耐震また改築というような話がある以上、また学校行事との関係などもかんがみ、慎重な検討なくして施設の設計はすべきでないと考えております。
 また、最も考慮すべきは、大和中学校の今後の生徒数の推移です。来年度は学校選択制の一部導入によって1学級分の縮小が行われることになると思われ、最終的には3学級分の縮小となると教育委員会は予測しています。そして、新倉、下新倉地区への学校新設の議論も行われています。大和中学校にはその新倉、下新倉地区のすべての生徒が通っている以上、もし新設の方向が示されれば生徒数の配置は劇的に変わります。体育施設の規模や耐久性など、この進捗を無視して考えるわけにはいきません。和光市の学校教育の将来像を考慮した際、この時点での予算化については慎重になるべきと考えます。
 学社共用については委員会での討論で述べた経緯もありますので、一言だけ触れさせていただきます。
 学社共用のニーズ把握はこれから協議して行うという答弁がありました。これには恐らく、現在の夜間、土日の一般開放の状況が今後の目安になると思われます。大和中学校の一般利用は現在7から8団体の間でほぼ毎日利用されています。教育部長の答弁の中に、改築後の大和中学校体育館を駅北側の地域の方にも身近にスポーツを楽しめる場所としたいとありました。現在、夜間、休日開放の状況を調べてみると、メンバーが下新倉、新倉地区の方を中心に構成されている団体も確かにあるようですが、中央、本町、広沢など、ほぼ中学校区に近い広域で構成されているのが実態のようです。また、団体単位での日々の利用実態は把握していても、地域センターで行っているように、その日ごとに何人利用しているかといった実際のニーズ量については把握されていないようです。こうした調査は予算化して行う基礎調査以前の問題であると思います。そして、総合体育館との兼ね合いを考えると、一般開放ならば無料で使える という状況の中で、結局総合体育館の利用が伸びていません。全体的なスポーツ政策としていま一度立ち返る必要があると感じます。
 以上のことから、大和中学校体育館改築工事設計事業の継続費及び設計業務委託料の計上については、学校側との協議、新設校の方向性の検討、スポーツ政策の全体的な精査などを実施した段階で行うべきと考え、この修正案に賛成いたします。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第93号の採決−修正可決−

○議長(山口慶子 議員) 採決します。まず、議案第93号に対する修正案について採決します。修正案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立多数。よって、修正案は可決されました。
 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立多数。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は、原案のとおり可決されました。
 したがって、議案第93号、平成20年度埼玉県和光市一般会計補正予算(第3号)は、修正可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

休憩の宣告

○議長(山口慶子 議員) 暫時休憩します。
午前11時55分 休憩
午後1時00分 開議
  出席議員   22名
  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番
  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番
 17番  18番  19番  20番  21番  22番
  欠席議員    0名
  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)
  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)

開議の宣告

○議長(山口慶子 議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第94号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第94号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。議案第94号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、議案第94号、平成20年度埼玉県和光市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第95号に対する討論

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第95号、討論の通告がありますので、発言を許します。
 反対討論、9番、熊谷二郎議員。
     〔9番(熊谷二郎議員)登壇〕
◆9番(熊谷二郎 議員) 議長より許可をいただきましたので、発言いたします。
 議案第95号、平成20年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、文教厚生常任委員会委員長報告は可決でありましたが、委員長報告に反対の立場から討論いたします。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ286万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億4,081万7,000円とするものです。その内訳は、後期高齢者医療保険料負担金の確定による286万8,000円分となっています。
 さて、今月15日に、4月に後期高齢者医療制度が実施されてから5回目の年金天引きが行われました。今回は10月、11月分の年金から12月と来年1月分の保険料が引かれました。わずかな年金で暮らす高齢者から重い保険料を一律に差し引く容赦ない手法には国民の怒りが集中し、舛添要一厚生労働相も「年金天引きは制度改悪のイメージを増幅させる結果になった」と中央公論12月号に掲載してこのことを認めています。政府与党は天引きと口座振替との選択制へ修正せざるを得ませんでした。しかし、麻生政権は75歳以上で医療を差別する制度の根幹維持にあくまで固執しています。
 制度発足から9カ月に入り、年金天引き対象者以外の普通徴収者のうち、低所得高齢者を中心に保険料滞納が目立ってきました。和光市においても普通徴収者の滞納状況は、7月が55人、8月58人、9月80人、10月84人と、普通徴収対象者に占める割合は5.16%だったのが10月には7.44%と割合は増大し、11月分は確定していないとのことでしたが数値が大きくなることは避けられません。これまでの督促状の発送も300通にもなります。1年以上の保険料を滞納した高齢者は保険証が取り上げられ、医療機関窓口で医療費を全額負担しなければならない資格証明書が発行されます。大量の無保険高齢者が生まれるおそれがあります。このようなことは制度発足前より指摘してきたことですが、現実となりつつあります。そして、市が収納した保険料分のみ県の広域連合に納めることになっているとのことです。調定額と収納額との差額がどうなのか問題視することなく事務的な処理に終わっています。滞納分が2年ごとの保険料改定にはね返ることはないのでしょうか。医療差別を初め、多くの問題点を含む後期高齢者医療制度は直ちに廃止すべきです。
 以上、反対討論とします。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第95号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 採決します。議案第95号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立多数。よって、議案第95号、平成20年度埼玉県和光市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第96号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第96号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。議案第96号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、議案第96号、平成20年度埼玉県和光市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議案第97号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 議案第97号、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。議案第97号に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告どおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、議案第97号、平成20年度埼玉県和光市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

陳情第7号の採決−趣旨採択−

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 陳情第7号について、討論の通告がありませんので、討論を終結します。
 採決します。陳情第7号に対する委員長の報告は趣旨採択であります。委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立全員。よって、陳情第7号、日本人拉致事件解決のための人権啓発活動の一層の充実を求める陳情は、趣旨採択と決定しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

陳情第8号に対する討論

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 陳情第8号、討論の通告がありますので、発言を許します。
 委員長報告に反対し、採択することに賛成の討論、18番、佐久間美代子議員。
     〔18番(佐久間美代子議員)登壇〕
◆18番(佐久間美代子 議員) 陳情第8号、介護保険制度の改善に関する陳情、委員長報告は賛成少数で不採択でありますが、私は委員長報告に反対し、採択の立場で討論をいたします。
 陳情内容は、1つに、介護事業の経営を安定させ、介護職員の労働条件を大幅に改善できるよう介護報酬を引き上げてください。もう一つは、介護報酬引き上げに伴う介護保険料の負担が生活を一層圧迫するということがないように軽減措置を設けてください。この内容の意見書を国に上げてくださいというものです。
 平成12年に介護保険制度が導入され、この8年間に介護報酬は2回の改定が行われ、4.7%も引き下げられています。介護福祉労働者の労働実態調査では、疲れも翌日に残り、休日を経ても回復しないなど慢性疲労状態の人が61.3%、人手不足や忙しさから、現場では利用者の転 倒や転落などの事故が起きている、利用者に十分なサービスが提供できていないと答えた人は42.2%にも上っています。こうした中で、仕事をやめたいと思ったことがある人は何と55.3%と半数を超えています。賃金が安い、忙し過ぎるなどが主な理由となっています。結婚を機に、これでは生活できないと福祉の現場を退職する男性が絶えないという現実が事態の深刻さを物語っています。
 厚生労働省が発表した昨年度の介護事業経営概況調査でも、居宅介護支援が15.8%の赤字となったことを初め、深刻な実態が明らかになっています。2回にわたる報酬の引き下げが与えた影響は否定できないと厚生労働省の老人保健課も認めています。また、介護報酬の引き上げが介護保険料の値上げにつながらないように、計画的な国庫負担の割合を引き上げることが求められています。同時に、人材確保のための賃上げについては、1割負担の利用料の値上げにつながらないように国の責任で一般会計で手当するなどの対策も求められます。介護保険料が高い最大の原因は国庫負担が少ないことです。介護保険の導入時に50%だったものが25%に引き下げられました。この引き下げられた国庫負担を計画的に引き上げ、保険料の負担する割合を縮小していくことが必要です。特に、今すぐ国庫負担を50%に引き上げることは全国市長会や全国町村会なども長年要求していることであります。
 以上、介護保険制度の改善に関する陳情の採択を求め、討論といたします。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

陳情第8号の採決−不採択−

○議長(山口慶子 議員) 採決します前に、念のため申し上げます。陳情第8号に対する委員長の報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、この陳情を採択とすることについてお諮りします。
 採決します。陳情第8号について、採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立少数。よって、陳情第8号、介護保険制度の改善に関する陳情は、不採択と決定しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

陳情第9号に対する討論

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 陳情第9号について、討論の通告がありますので、発言を許します。
 委員長報告に反対し、採択することに賛成の討論、1番、山本軍四郎議員。
     〔1番(山本軍四郎議員)登壇〕
◆1番(山本軍四郎 議員) 毎回同じことを言って申しわけないんですけれども、委員長報告は趣旨採択です。委員長報告に反対し、採択の立場から申し上げます。
 請願、陳情は、それぞれの代表が法律の対応を待っているのでは事が進まないので直接議会 等にお願いし、早期に結論を出してほしいという願いです。趣旨採択という言葉は聞きよい言葉ですが、中身はどうかというと中立、反対賛成でもないという立場です。代表者にすれば急いでほしいという願いを踏みにじることになると思うのです。政治を担当する者としてはこういう手法はとるべきではないと私は思います。
 以上を申し上げまして、委員長報告の趣旨採択に反対し、陳情を早期に採択することを申し上げまして、反対討論といたします。
○議長(山口慶子 議員) 同じく委員長報告に反対し、採択することに賛成の討論、10番、上野君子議員。
     〔10番(上野君子議員)登壇〕
◆10番(上野君子 議員) 陳情第9号、介護保険料見直しに関する陳情、委員長報告は趣旨採択であります。私は趣旨採択に反対し、陳情を採択することを求めて討論をいたします。
 介護保険の3年ごとの見直しが平成21年度に行われます。既に基本的な考え方などが厚生労働省から示され事業計画づくりが始まっています。和光市として介護事業計画の見直しに伴う介護保険料が生活を圧迫することがないように、特に低所得の方々には十分配慮した保険料にとした陳情内容であります。
 増税や物価高などに苦しむ国民がこれ以上の値上げを容認することはできません。ただでさえ高齢化の進行で値上げが見込まれることに加えて介護報酬の引き上げ、介護取り上げの中止、介護施設の基盤整備の促進など、今回の見直しで制度の改善が行われることによってそれだけ給付費が大きくなり、ひいては保険料の値上げの要因となります。これは介護保険制度の最も大きな矛盾の一つです。それだけに今回の見直しに当たっては制度の改悪は許されません。改善と同時に介護保険料の値上げは中止し、減免制度の充実などを進めることが求められます。
 だれもが安心して住みなれた地域で住み続けられるよう介護サービスを充実させるとともに、介護保険料の見直しに配慮していただくことを求めて、陳情第9号の採択を求める討論といたします。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて通告が終わりましたので、討論を終結します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

陳情第9号の採決−趣旨採択−

○議長(山口慶子 議員) 採決します。陳情第9号に対する委員長の報告は趣旨採択であります。委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立多数。よって、陳情第9号、介護保険料見直しに関する陳情は、趣旨採択と決定しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案の報告、上程

○議長(山口慶子 議員) 次に進みます。
 会議規則第14条の規定により、意見書案第14号、「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書、意見書案第15号、「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書、意見書案第16号、インターネット画像サービスにおける個人情報の保護に関する意見書、以上3件の意見書案が野口保議員ほか9名から提出されていますので報告し、一括して上程します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第14号〜第16号の提案説明

○議長(山口慶子 議員) 意見書案第14号から第16号を一括して議題とします。
 提出者の提案理由の説明を求めます。
 15番、野口保議員、登壇願います。
     〔15番(野口 保議員)登壇〕
◆15番(野口保 議員) 意見書案第14号、「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書。
 上記の意見書案を和光市議会会議規則第14条の規定により提出します。
 平成20年12月19日、和光市議会議長、山口慶子様。提出者、和光市議会議員、野口保。賛成者、和光市議会議員、以下敬称を略させていただきます。堀文雄、佐久間美代子、須貝郁子、阿部かをる、菅原満、荻野比登美、並木修二、山本軍四郎、齊藤秀雄。
 案文を朗読することにより、提案説明とさせていただきます。
 「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書。
 「混合型血管奇形」は、静脈・動脈・毛細血管・リンパ管のうち複数の血管の先天性形成不全といい、手足などに大小の腫瘍、あざのような症状が見られます。血管の形成が不完全なことから、患部は外傷により大出血を起こすおそれや、ウイルス等の細菌に感染すると体全体に広がり生命の危険にさらされるおそれがある病気です。
 こうしたことから安静保持が必要であり、日常生活は著しく制限されます。
 さらに、患部は血管が異常に成長し、その部分は栄養過剰になることから、成長するに伴って下肢長差、背骨の奇形異常等もあらわれます。
 この病気の専門医は国内でも極めて少なく、難病対策にかかわっている専門家の間でも認知度は低く、病気の解明が進まず治療方法も確立していません。医療や生活の支援もないため、患者や家族にとって精神的、経済的な負担は非常に大きなものとなっています。
 このような現状をかんがみ、国におかれては「混合型血管奇形」を難病に指定することにより、早期に原因の解明や治療方法の研究、確立を図るとともに、患者が安心して治療を受けられるよう支援を行うよう要望します。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成20年12月19日、埼玉県和光市議会。
 衆議院議長 河野洋平様、参議院議長 江田五月様、内閣総理大臣 麻生太郎様、財務大臣 中川昭一様、厚生労働大臣 舛添要一様。
 意見書案第15号、「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書。
 上記の意見書案を和光市議会会議規則第14条の規定により提出します。
 平成20年12月19日、和光市議会議長、山口慶子様。提出者、和光市議会議員、野口保。賛成者、和光市議会議員、以下敬称を略させていただきます。堀文雄、佐久間美代子、須貝郁子、阿部かをる、菅原満、荻野比登美、並木修二、山本軍四郎、齊藤秀雄。
 案文を朗読することにより、提案説明とさせていただきます。
 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書。
 近年、食品の安全・表示に関する悪質な偽装や、有害物質の混入、事故米問題など「食の安全」を根底からゆるがす事件や事故が多発しています。
 特に事故米問題では、農林水産大臣と同事務次官が辞任する極めて異例の事態に発展しました。業者の生命軽視の行為は厳しく処罰されるべきですが、それ以上に、国民の生命と生活を預かるはずの農林水産省が、その責任を果たさなかっただけでなく被害を拡大させた責任は重大であり、国民の不信、怒りは極めて大きいものであります。
 現在、農林水産省では「農林水産省改革チーム」を設置し、業務、組織の見直しを行うための取り組みを進めているところですが、今後、同様の事態を二度と起こさないためにも、猛省と改革を強く促します。
 また、食の安全に関する問題だけでなく、近年相次いでいる消費者問題はどれも深刻な様相を呈しています。政府の消費者行政推進会議の報告書(6月13日)によれば、これまでの消費者をとりまく事件や事故を検証した結果、やはり縦割り行政の欠陥が大きな要因として明らかになっています。こうした縦割り行政の弊害を、消費者中心に改革するため、消費者庁を起点に省庁横断的な消費者行政を推進するべきです。
 ついては、政府において、以下の対策を講じられるよう強く要望します。
                   記
 1 偽装表示を一掃するため、検査体制の強化とあわせて、JAS法を改正し原産国や製造日表示の明確化を図るとともに直罰規程を設けるなど、罰則を強化すること
 2 農作業の工程管理や農場から食卓に至る衛生管理の普及・促進で食品の安全性を高めるとともに、トレーサビリティーシステムの確立で食品の流通を一層明確にすること
 3 輸入食品の安全に関する情報提供を迅速かつ適切に行うとともに、監視、検査体制、検査率の強化・拡充を図ること
 4 不正な取引を行う業者に対し、迅速な立ち入り調査に基づく販売禁止や、製品の回収命令、罰則強化などを図るため、消費者安全法を制定すること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成20年12月19日、埼玉県和光市議会。
 内閣総理大臣 麻生太郎様、農林水産大臣 石破茂様。
 意見書案第16号、インターネット画像サービスにおける個人情報の保護に関する意見書。
 上記の意見書案を和光市議会会議規則第14条の規定により提出します。
 平成20年12月19日、和光市議会議長、山口慶子様。提出者、和光市議会議員、野口保。賛成者、和光市議会議員、以下敬称を略させていただきます。堀文雄、佐久間美代子、須貝郁子、阿部かをる、菅原満、荻野比登美、並木修二、山本軍四郎、齊藤秀雄。
 案文を朗読することにより、提案説明とさせていただきます。
 インターネット画像サービスにおける個人情報の保護に関する意見書。
 インターネットの発達により、知らぬ間に個人情報がインターネット上で誰にでも見られる状態になるケースが頻発しています。
 インターネットサービスを提供する会社による「ストリートビュー」は地図検索サービスの機能の一つであり、地上2.5mの高さからの周囲360°と上下のビュー(風景)を見渡せる無料サービスです。このサービス提供会社は、関係者の許可なく画像を撮影し、インターネット上に画像を公開しています。画像には、ビル、民家、車、通行人などが写り、中には人の顔が判別できるもの、車のナンバーや表札の文字が見えるものもあります。
 また、当該サービスの現状は、1980年9月にOECD(経済協力開発機構)の理事会で採択された「プライバシー保護と個人データの国際流通についての勧告」にある「収集制限の原則」「データ内容の原則」「目的明確化の原則」「利用制限の原則」「安全保護の原則」「公開の原則」「個人参加の原則」「責任の原則」の8項目の原則(OECD8原則)に照らしても問題です。
 さらに、当該サービスの利便性と個人情報保護、防犯は裏腹の関係にあり、今後さまざまな問題が発生することが危惧されています。
 以上のことから、政府に下記事項を要望します。
                   記
 1 繁華街、幹線道路、住宅街等、地域の種類ごとに公開の適否について、国民及び有識者の意見を聴取し、十分な検証を行うこと
 2 無差別・無許可で多数の個人や民家等を撮影し、無断で公開する行為について、報道の自由に配慮しつつ、必要に応じて法令による規制を加えることを検討すること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成20年12月19日、埼玉県和光市議会。
 衆議院議長 河野洋平様、参議院議長 江田五月様、内閣総理大臣 麻生太郎様、総務大臣 鳩山邦夫様、法務大臣 森英介様。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて提案理由の説明は終了しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

委員会付託の省略について

○議長(山口慶子 議員) お諮りします。意見書案第14号から第16号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、意見書案第14号から第16号については、委員会の付託を省略することに決しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第14号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 意見書案第14号から第16号について、質疑省略に異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、質疑を省略します。
 提出者、御苦労さまでした。
 意見書案第14号から第16号について、討論、採決を行います。
 初めに、意見書案第14号について、討論省略に異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、討論を省略します。
 採決します。意見書案第14号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、意見書案第14号、「混合型血管奇形」の難病指定を求める意見書は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第15号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に、意見書案第15号について、討論省略に異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、討論を省略します。
 採決します。意見書案第15号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、意見書案第15号、「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第16号の採決−原案可決−

○議長(山口慶子 議員) 次に、意見書案第16号について、討論省略に異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認め、討論を省略します。
 採決します。意見書案第16号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、意見書案第16号、インターネット画像サービスにおける個人情報の保護に関する意見書は、原案のとおり可決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

休憩の宣告

○議長(山口慶子 議員) 暫時休憩します。
午後1時31分 休憩
午後1時31分 開議
  出席議員   22名
  1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番
  9番  10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番
 17番  18番  19番  20番  21番  22番
  欠席議員    0名
  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(前に同じ)
  地方自治法第121条の規定による説明のための出席者(前に同じ)

開議の宣告

○議長(山口慶子 議員) 休憩を閉じて、会議を再開します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案の報告、上程

○議長(山口慶子 議員) お諮りします。ただいま、会議規則第14条の規定により、意見書案第17号、現行の保育所制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を求める意見書が吉田けさみ議員ほか4名から提出されていますので報告し、上程します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

日程の追加について

○議長(山口慶子 議員) この際、この意見書案第17号を日程に追加し、議題とすることに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、意見書案第17号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第17号の提案説明

○議長(山口慶子 議員) 意見書案第17号を議題とします。
 提出者の提案理由の説明を求めます。
 17番、吉田けさみ議員、登壇願います。
     〔17番(吉田けさみ議員)登壇〕
◆17番(吉田けさみ 議員) 意見書案第17号、現行の保育所制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を求める意見書。
 上記の意見書案を和光市議会会議規則第14条の規定により提出します。
 平成20年12月19日、和光市議会議長、山口慶子様。提出者、和光市議会議員、吉田けさみ。 賛成者、和光市議会議員、以下敬称を略させていただきます。山本軍四郎、佐久間美代子、熊谷二郎、上野君子。
 案文を朗読することで、提案説明といたします。
 現行の保育所制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を求める意見書。
 現行の児童福祉法は、保育士などの職員配置、施設・設備の基準、保育時間の処遇などの最低基準を定め、公立・私立にかかわらず収入に応じた保育料負担となっており、「保育に欠ける」状態にある子どもについて、保護者から申し込みがあった場合の市町村の実施責任を明記しています。
 また、社会保障審議会の少子化対策特別部会は、保育制度の改革を行うとして議論を行っていますが、保育所は、今日の厳しい経済・社会状況の中で、女性の就労希望者も増加する中にあって、身近な地域で働きながら子育てする家庭を支え、地域の子育て支援の拠点として、なくてはならない社会的役割を果たしています。
 よって、政府においては、現行の保育制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を図るよう求めます。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成20年12月19日、埼玉県和光市議会。
 衆議院議長 河野洋平様、参議院議長 江田五月様、内閣総理大臣 麻生太郎様、厚生労働大臣 舛添要一様、少子化対策担当大臣 小渕優子様。
 以上です。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて提案理由の説明は終了しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

委員会付託の省略について

○議長(山口慶子 議員) お諮りします。意見書案第17号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、意見書案第17号については、委員会の付託を省略することに決しました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第17号に対する質疑

○議長(山口慶子 議員) 意見書案第17号について、質疑を許します。
 2番、菅原満議員。
◆2番(菅原満 議員) 何点か質疑をさせていただきます。
 私も議員になって当初のころは子供を連れて議会に通っていた子連れ議員だったということで、子育ての大変さ、また保育環境の整備の充実というのはよくわかるところでありますし、和光市はそういった意味では私が子育てしていたときよりも施設も倍以上になっているのか、 定員もふえて相当保育環境も充実してきているというふうに認識をしております。
 そこで、この現行の保育所制度を堅持し、国庫補助ということに関してお伺いしますが、現在検討されている中については、やはり今現在の女性の働き方、社会参加のありよう、また就労環境、いろいろな環境の変化に対応するという観点の見直しも含まれていると。そういった意味では、私は今現在のありようの中での保育制度のあり方を見直していくということは必要だというふうにも、自分の経験を照らして、むしろ当時を振り返ればもっといろいろな弾力的な制度を国が準備していてくれればもっと和光市として対応しやすかったのかなと思います。
 そこで、提出者も今触れた保育所の配置基準の話でありますけれども、たしか議会の中でも論議があった、委員会だったかちょっと記憶は定かではありませんけれども、研修に予算とか出ていた、保育所の保育士さんが研修に行く、じゃあその間の対応はどうするのか、いろいろな論議が出ていたと。そういったことも、この見直しの論議の中では研修についての配置基準、すなわち研修がなかなか受けられないことに対する配置基準のあり方の見直し、あるいはそういった実務経験、そういったことについての処遇改善のあり方をどうする、あるいは働き方の関係でいけば昼間を保育の中心とするけれども、通勤時間帯、あるいは就労の時間の関係をもう少し見直しができないか、さまざまな検討がなされているわけであります。そういったことの財源手当のあり方についても検討されているということからいくと、現行制度そのものを堅持されちゃうとさまざまな今現在の課題について十分な対応ができなくなってしまうおそれが当然出てくるというふうに私は思うんですが、その点について提出者はどうお考えか教えていただければと思います。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆17番(吉田けさみ 議員) (登壇のまま)確かに社会保障審議会少子化対策特別部会では、現行では十分なニーズにこたえ切れないじゃないかということが議論の中心課題になっているかと思います。しかし、この社会保障審議会の中で審議されている中身というのは、現実的にニーズに合った保育内容にしていくという中身が、サービスを受ける人はそのサービスの内容に対してお金を、保育料を支払っていくんだと、そういう中身になってきているんです。つまり、入所するに当たって直接契約制度をつくり、保育料も保育園が決めていかれると。それから多様なニーズにこたえると言いながら、例えば保育士の配置基準だとかそういったのも含めて規制緩和をするという形の方向で進められています。
 私たちがなぜ提案しているかというと、今の保育制度というのは児童福祉法に基づいて職員の配置数、最低ですね、必要面積、そういったものがきちんと定められている、そしてその財源としても国と地方が責任を持って子育てを行うというところに重要な位置づけがあると思うんです。それを、そうではなくて規制緩和し市場化すると、民間企業がもっと保育園に参入するための保育制度改革の中身になっているということを心配して、現状の保育制度をまず堅持すること、このことを求めています。
○議長(山口慶子 議員) 2番、菅原満議員。
◆2番(菅原満 議員) 受け取り方、認識の仕方で見方が違ってくるのかなと思います。第一義的には子育てですので国がきちんと責任を持ってやっていくということは必要だとは思いますけれども、やはりその辺の今現在の保育のあり方について見直していく、認可外についてもどうするのか、あるいは埼玉県内でもあった保育を受託していながら急に打ち切ってしまうと。そういったこともどうするのかということについても検討が加えられているというふうに理解をしているところでありますので、やはり十分なそういった見直しというものはなされるべきではないかなというふうに私は思います。今、提出者はあくまでも現行の堅持というようなお答えでありました。これはやりとりしていてもやはり認識の違いになってくるのかなというような気がいたしますので、もう一度だけ提出者の考えを確認させていただいて、質問を終わります。
○議長(山口慶子 議員) 提出者。
◆17番(吉田けさみ 議員) (登壇のまま)保育園という事業の中に、民間企業が参入してきたというところから起きてきた今回のハッピースマイル保育園等の問題が全国的にも何カ所かで起きていると。そういった問題がなぜ起きてきているかというところから、まず考える必要があるのかなというふうに思うんですけれども、やはり一定の基準を設けて子育て、人づくり、教育も含めてなんだけれども、国が責任を負っていくというところから、国の責任を外していく方向に来ているじゃないですか。例えば国庫負担金制度、これがまさしく公の保育園の運営を基調として、それが基調となって私立保育園の水準等も引き上げるという役割をしてきているわけです。それで保育にかかるお金というものはどんどん削られてきている、これが実態だと思うんです。そのために民間を初めとして、和光市の保育所もそうですけれども、正規保育士よりも非正規保育士のほうが上回っているという状況の中で質の低下というのはおのずから出てきてしまうんじゃないかということも含めて、やはり今の基準を維持しつつ、国が、待機児今非常に多いわけですけれども、財政的な措置を国がしない限り保育園はふえていきませんので、そういう意味ではきちんと子育てに国が責任を負う、地方自治体も責任を負うと、それをまず本当に守っていただきたいという中身での提案となっています。
○議長(山口慶子 議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 以上にて、質疑を終結します。
 提出者、御苦労さまでした。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第17号に対する討論

○議長(山口慶子 議員) 意見書案第17号について、討論、採決を行います。
 意見書案第17号について、討論を許します。
 反対討論、4番、松本武洋議員。
     〔4番(松本武洋議員)登壇〕
◆4番(松本武洋 議員) それでは、反対討論を行います。
 まず、保育の充実に関しての考え方の表面的なところは大きく違いますが、充実の必要性については十分に認識しているところであります。ただし、この意見書に関しましては2つの問題点がありますので、反対をさせていただきます。
 1点目は、「現行の保育制度を堅持し」の部分であります。先ほども質疑がございましたが、それ以前の問題として、まず今回の保育制度の議論に関しましては、方向性としては分権の方向性で進んでおるものであります。分権改革のあるべき姿というのは、分権の受け皿ではなくて本来の地域の自己決定権を取り戻すというそういう流れ、闘いであります。そういう中で、やはりこのような分権のチャンスというのはけるべきではないと思います。それがこの1点目の問題点であります。
 もう一つは、その次の行にございます「保育所運営費の国庫負担金の増額を図る」というところであります。国庫負担であれば私ども賛成できるのでありますが、負担金とつきますとこれはやはり地方の財源を縛るものであります。分権の考え方にはこれも反しております。
 よって、この意見書には賛成できません。
○議長(山口慶子 議員) 賛成討論、9番、熊谷二郎議員。
     〔9番(熊谷二郎議員)登壇〕
◆9番(熊谷二郎 議員) 賛成の立場から討論に参加いたします。
 1948年に児童福祉法が制定されて60年が経過しました。戦後の混乱期、戦災孤児などが多かったときに、保育に欠ける子供を預かり、親にかわって保育し、幼児教育を行う施設として保育所が位置づけられました。今日、時代は変わりましたけれども、保育に欠けるという状況は子供から見れば何も変わっていません。子育てをめぐりさまざまな悩みを持つ親も多く、豊かな経験と実績を積んできた保育所が果たすべき役割はますます大きくなっています。
 ところが、社会保障審議会少子化対策特別部会が12月16日に大筋了承した保育制度の改革案、これは第1次報告となっていますけれども、幼い子供を育てながら働く親の安心感を根底から脅かすものになっています。第1次報告は、高まる保育ニーズに対応できないのは現行制度に問題があるからだとし、現行制度についての必要な改革として新たな保育の仕組み、これを求めています。しかし、ここには重大な議論のすりかえがあると思います。現行制度では、市町村が、親の就業などで保育に欠ける子供に対して親の収入にかかわりなく保育を提供する義務を負っています。入所を希望しているのに入れない待機児童の解決も市町村の責任となっています。待機児童が多い原因は、現行制度にではなく、市町村が十分な保育体制を提供できるような財源を保障してこなかった国の政策にあります。
 新たな保育の仕組みは、国と市町村の保育への責任のあり方を大きく転換させるものです。保育所と保護者との直接契約制度になれば、保育所を探して契約するまですべて保護者の自己責任となります。首都圏を中心に展開していた企業経営のハッピースマイル保育園が突然閉園したとき、次の入所先探しに自治体が取り組まざるを得なかったのは、現行制度のもとで市町 村に保育の実施責任があるためです。もし直接契約になれば、こうした入所トラブルの解決も親の責任とされかねません。また、財界の要望が多い保育所運営費の使途制限緩和も検討課題にしています。株主配当や事業拡大に回されれば、人件費や保育経費を切り詰めることによる保育の質の低下、子供への影響が懸念されます。新たな仕組みは、保育の市場化を拡大し、国と自治体の責任を投げ捨てる大改悪にほかなりません。
 保育団体からは、新たな仕組みが公表された12月9日以降も、日本保育協会では「公的責任の後退だ」、そして全国保育協議会などでは「子供の発達をしっかり保障していけるのか」などの強い異論が出されていました。このため、特別部会も16日の時点では1次報告の正式決定は見送ったわけです。
 年内には結論を出すとする政府のスケジュールに固執しているこの時期、この意見書の提出は意義あるものになります。この重大な改悪を許すならば、子供たちの未来に重大な禍根を残すことにもなってきます。今、政府がやるべきことは、三位一体の改革以前の公立保育所運営費国庫負担金制度に戻し、さらに増額負担制度に戻し、さらに増額を図り保育所が維持運営できるようにすることです。保育の一層の充実を図るよう求めるものです。
 議員諸氏の、現行の保育所制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を求める意見書への御賛同を願い、賛成討論とします。
○議長(山口慶子 議員) 以上にて、討論を終結します。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

意見書案第17号の採決−否決−

○議長(山口慶子 議員) 採決します。意見書案第17号について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(山口慶子 議員) 起立少数。よって、意見書案第17号、現行の保育所制度を堅持し、保育所運営費の国庫負担金の増額を求める意見書は、否決されました。
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

市長のあいさつ

○議長(山口慶子 議員) この際、市長からあいさつのため発言を求められていますので、これを許します。
 市長。
     〔市長(野木 実)登壇〕
◎市長(野木実) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る12月4日に開会されました本定例会におきましては、重要案件におきまして活発な御審議を賜り、まことにありがとうございました。成立を見ました案件につきましては、今後の執行に当たり万全を期してまいります。また、会期中にいただきました御意見につきましても今 後の市政運営に反映をしてまいりたいと考えております。
 さて、本年も残すところわずかとなってまいりました。皆様におかれましては何かと御多用のことと思いますが、くれぐれも御自愛くださいまして、御健勝にて新年をお迎えいただきますよう御祈念申し上げて、閉会のあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
     〔拍手〕
           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

閉会の宣告

○議長(山口慶子 議員) お諮りします。今期定例会の会議に付議された案件はすべて議了しました。よって、会議規則第8条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これに異議ありませんか。
     〔「異議なし」という声あり〕
○議長(山口慶子 議員) 異議ないと認めます。よって、今期定例会は本日をもって閉会します。
 御苦労さまでした。
午後1時53分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する
    議長     山口慶子
    署名議員
     9番    熊谷二郎
    10番    上野君子
    11番    井上 航